Nagoya Handling Clubの始めは、自分たちの技術を高めたいという気持ちからです。そして、それを思うことは、目の前の対象者様に少しでも手助けしたいという気持ちからです。
私には、師匠がいます。何度も何度も実力の違いを見せつけられてきました。介入前と介入後で対象者が変わること、家族が涙したり、リハビリ室全体の空気が変わったりと、様々な場面を目にしてきました。可能性を追求することの大切さを目の当たりにしてしました。私たちの限界が、対象者の限界になることもあります。自分の出来なさで、対象者ができなくなることも何度か体験してきました。汗も涙も流しました。私は、可能性を追求すること、専門職として技術を磨くことの大切さを感じています。
東海では、ハンドリングという文化が薄く、専門職として腕を磨く場が少ないと感じています。もちろんハンドリングが全てではありません。しかし、専門職として技術を磨く場を持ち、仲間と共に切磋琢磨して頑張れる場にNagoya Handling Clubが一部でもなればと思っています。
Nagoya Handling Clubに参加してくださった方の手が、目の前の対象者さんへ暖かい目と手が少しでも届くことを願っています。
私たちも技術を磨きたいと思って始めました。私たちの練習にもお付き合いお願いします。
Nagoya Handling Club
石垣貴康